第13回 家族が顔を合わせる設計って
リビング内に階段があると、必ず顔を合わすから会話の量が増えると言うことで、設計を変更した時の話です。
営業の初期の設計は
リビングをすり抜けて2階に上がる
シンプルなものでした。
ただ階段からつづく通路は東西に渡っています。
妻が自宅で開業したいという事もあり、何とか6畳程度の部屋が必要でした。
結果的に玄関の位置を北向きから東向きへ変更し、後は設計図を切り貼りしてやってました。
この作業は数カ月続いていました。
その中で一番のネックは階段でした。
コンパクトにするには、回り階段しかなく、かといってリビングを削る訳にはいきません。
らせん階段も考えましたが、どうも馴染みません。
そこで本屋で立ち読みの毎日です(笑)
階段は家のヘソであるとの本が何冊かあり、よく読むと実に効率的でした。
廊下のデッドスペースが極端に少ないのです。
その通り我が家はど真ん中に階段があり、出かける、風呂に入る、飲み物を取るなども必ず顔を合わせます。
煩わしい時期もありますが、やはり重要な部分です。
あとはリビングに簡単な子供の勉強机を作ったりしました。
我が家は本屋の力と妻の設計図の切り貼りで建っております(笑)
営業の力ではございませんー